一般不妊治療

General Fertility Treatment
一般不妊治療
Treatment Flow
一般不妊治療の流れ
不妊治療はいくつかのステップに分けられます。最初のステップで妊娠しない場合は、次のステップに進み、より効果的な治療法を選択します。この進行方法を「ステップアップ治療」といいます。
操レディスホスピタルでは、ご夫婦の検査結果や年齢、治療歴などを総合的に考慮し、お二人に最適な治療計画をご提案いたします。一般不妊治療では、タイミング療法から始めて、排卵誘発法、人工授精へと段階的に進めていきます。
STEP 1:タイミング療法
排卵日を正確に予測し、最も妊娠しやすいタイミングで夫婦生活を取っていただきます。最も負担の少ないステップです。
STEP 2:排卵誘発法
排卵がうまくいかない場合や、タイミング療法で妊娠に至らない場合に、内服薬や注射薬で排卵を促します。
STEP 3:人工授精(AIH)
洗浄・濃縮した精子を子宮内に直接注入する方法です。受精の過程は自然妊娠と同じです。
STEP 1
タイミング療法
タイミング療法とは、自然に妊娠しづらいカップルが最初に試す不妊治療で、排卵日から最適な日を判断して性行為のタイミングを調整します。基礎体温や各種検査結果をもとに排卵日を予測します。これは、お二人にとって最も負担の少ない不妊治療のステップです。
不妊検査を済ませ、特に問題がなければタイミング療法を実践します。超音波検査で卵胞の大きさや子宮内膜の厚さをチェックし、血液検査も行いながら排卵日を特定します。医師からの指導のもと、最も妊娠しやすいタイミングで夫婦生活を取っていただきます。自己流でタイミングを取る場合に比べ、病院での診察はより正確で確実な排卵日の予測が可能です。男女ともに問題がなければ、正確にタイミングを取るだけで妊娠率は向上します。排卵を確実に起こさせるために注射を使用する場合もあります。
タイミング療法では、妊娠へ至る過程は自然妊娠とまったく同じです。心身ともに健康な男女が排卵日付近にタイミングを取った場合の妊娠率は20~25%とされており、タイミング療法の指導を受けた場合の成功率はそれよりも高くなります。一般的に5~6周期を目安に取り組み、妊娠に至らない場合は次のステップへ進むことをおすすめしています。
STEP 2
排卵誘発法
排卵がうまくいかない場合や、タイミング療法で妊娠に至らない場合に、排卵を促す薬剤を使用します。内服薬(クロミフェン)や注射薬(ゴナドトロピン)により、卵胞の発育と排卵をサポートします。
排卵誘発剤には内服薬と注射薬があり、患者さまの状態により使い分けます。内服薬(シクロフェニル・クエン酸クロミフェン)は作用が緩やかで、最初に使用することが多い排卵誘発剤です。注射薬(HMG製剤・pFSH製剤・rcFSH製剤)は内服薬で効果がみられない場合に使用します。ご自宅で注射できるペン型製剤もあります。一般的に作用の緩やかな飲み薬からスタートし、効果がみられない場合に注射薬を使用します。内服薬と注射薬を併用する場合もあります。妊娠率を上げるために、排卵障害のない方にも排卵誘発剤の種類を選んで使用する場合があります。
漢方薬にはホルモンの流れを良くし、子宮や卵巣の血液循環を改善するものがあります。排卵された卵子の着床を助ける効果も期待され、排卵誘発剤と組み合わせて使用することもあります。
排卵誘発剤には特有の副作用があります。卵巣過剰刺激症候群(OHSS)や多胎妊娠のリスクがあり、注射薬の方が内服薬よりもリスクが高くなります。また、クエン酸クロミフェンには子宮頸管粘液の減少や子宮内膜の菲薄化といった副作用があります。当院では超音波検査で卵巣の状態を慎重にモニタリングしながら治療を進めます。
STEP 3
人工授精(AIH)
人工授精(AIH)は、パートナーの精液を培養液で洗浄・濃縮し、妊娠しやすい時期に、特殊なチューブ(カテーテル)を使って子宮内に注入する手法です。「人工授精」という名前ですが、医師が行うのは精子を子宮内に注入する部分までで、精子と卵子が出会い受精する過程は自然妊娠と全く同じです。
子宮頸管粘液が少ない方、ヒューナーテストに問題があった方、タイミング療法で妊娠に至らない方、精液所見が不良の方などが対象となります。女性の卵管がきちんと通っていることが条件です。
人工授精の流れ
排卵日の予測
超音波検査や血液検査で排卵日を特定します。必要に応じて排卵誘発剤を使用し卵子を育てます。
精液の採取
排卵日に合わせてご主人に精液を採取していただきます。当院での採取、またはご自宅で採取して持参(採取後3時間以内)のいずれかを選べます。
精子の洗浄・濃縮
密度勾配法で精液を洗浄し、雑菌を取り除いて元気な精子だけを集めます。
子宮内への注入
専用のカテーテルを使って、濃縮した精子を子宮内に注入します。
妊娠の判定
注入後、適切な時期に妊娠判定を行います。
人工授精は排卵誘発剤と組み合わせることで治療効果が高まります。人工授精を希望される場合は、同意書をご提出いただく必要があります。
Next Step
次のステップへ
一般不妊治療で妊娠に至らない場合は、体外受精・顕微授精などの高度生殖医療(ART)へのステップアップをご案内します。また、精液所見により一般不妊治療が困難と判断される場合は、初めから顕微授精をおすすめすることもあります。
ご夫婦の治療歴や年齢、検査結果を総合的に考慮し、お二人にとって最適なタイミングでステップアップをご提案いたします。
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